Wi-Fiカードリーダーを買ってみた

| コメント(0) | トラックバック(0)

アクションカムとかウェアラブルカメラなどと呼ばれるビデオカメラが活況のようです。広角寄りの単焦点レンズを搭載した小型ビデオで、FullHD動画を記録可能かつちょっと高級なデジカメ程度の価格、一昔前のデジタルビデオカメラから考えると考えられません。乗り鉄中に車窓を収めるのにもってこいの気がするのですが、長時間録画するとバッテリとストレージが心配になってきます。バッテリについてはスマホやタブレットの普及に伴ってそれなりの容量のモバイルバッテリが発売されるようになって、USB給電の出来るアクションカムを選べば何とかなりそうな気がしますが、ストレージについては32GBでも3時間弱しか記録できません。少なくなってはいますが夜行列車でずっと録画すると128MBクラスが必要となります。さらに日中も記録して往復とも夜行列車に乗ったりすると高価なSDXCカードが何枚も必要となってしまいます。
そんなコトがしょっちゅうあるワケでもないのですが、外出先でもUSBホスト機能が無く容量も少ないスマホなどで外部メディアを読み書きできるのは便利だろうと、Wi-Fiカードリーダーを買ってみました。いやまぁ御託を並べていますが技術的に面白そうなので遊んでみたかったのですよ。

というワケで期間限定で安くなっていたのでポチってみました。

コレだけじゃ何だかワカランな。

中身はコレ、RATOCシステムのREX-WIFISD1です。


機能

12BMBまでのSDカードやUSBストレージをWiFi経由で読み書きできる機能、3000mAhのモバイルバッテリとしての機能、そしてUSBカードリーダとしての機能と1台3役の機能を持っています。同様の機能を持つ製品がいくつかの会社から出ているようですが、コレは最後発のようでそれなりに改良が加えられているようです。
ちょっとブレましたが、内容物は本体と取説にケーブルです。


設定

まずはPCにUSBケーブルで接続して充電してから設定を開始します。設定はgoogle playからダウンロードする専用ソフトを使います。

取説が簡単なため設定は若干てこずりましたが、HPにあるマニュアルを併用するコト、設定した後に再起動するコトが肝要です。

カードリーダー越しにネットワークにアクセスする機能も付いています。基本的にネットを使いながらストレージの読み書きをするコトも無い気もしますが、試しに設定してみました。

無事ネットにアクセスできることが確認できました。家では使わないし、タブレットだけで無くスマホからも同様にアクセス可能ですからやっぱり必要ないかな?

使ってみる

設定を行った専用ソフトでも読み書きできるのですが、設定が終わっていれば使い慣れたファイラーでアクセス可能です。いつも使っているESファイルエクスプローラーを使ってUSBメモリとSDカードを両差しした状態を確認してみました。

ちゃんと両方とも見えていますね。試しにUSBメモリからSDカードにファイルをコピーしてみました。

800KB/秒程度の速度で200MB強のファイルの転送に5分近く掛かります。ええと、2GBに50分、20GBだと8時間以上掛かるってコトですか?考えてる使い方が辛い気もしてきました。また、コピーしたファイルを消そうとしたところ、エラーメッセージが出て消せませんでした。一旦再起動してやると無事消すコトが出来ました。

総評

スマホ・タブレット側のCPUパワーにもよるのでしょうが、動画再生には十分使えます。ICONIA TAB A700では滑らかに再生できましたが、ワタシが使っているスマホISW11K DIGNOではCPUパワーが足りなくてカクカクとしか再生できませんでした。まぁあの小さい画面で動画再生する気は無いからいいですがね。
動画観賞用として使うのであれば、動画は容量を食うので、内蔵メモリや増設したmicroSDカードもすぐに一杯になってしまうのでかなり有用だと思います。ポータブルHDDが手元に無いので、ワタシは160GB分位手持ちがあるSDカードでとっかえひっかえ楽しめそうです。ちょっとした<s>遠足</s>出張程度であれば困るコトは無さそうだな。
所期の目的であるファイルコピー・バックアップについては若干ビミョーな気もしますが、もう少し使ってみないと何とも言えませんね。まぁ楽しいオモチャで、それなりに満足感のある買い物でありました。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://bose.lazybose.net/mt602/mt-tb.cgi/2

コメントする

この記事について

このページは、ぼうずが2013年11月17日 11:09に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「始めてみます」です。

次の記事は「MovableType6のカスタマイズ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.0.2