今更ながらNEXUS7を買ってみた

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10インチandroidタブレットであるAcer ICONIA TAB A700を使っていますが、第二世代となったNEXUS7(2013)WiFi16GBモデルを買ってみました。

2週間ほど使ってみたので感想を書いてみます。

ケースの選択

まずは見た目から入るタイプ、というワケでもないのですが、10インチタブレットよりも持ち歩いて使うコトを想定していますからケース選びは重要です。むき出しで鷲掴みにして使うコトも考えたのですが、カバンの中で画面に傷が入りそうなのでケースを付けるコトとします。
まず買ったのは専用品ではなく汎用品で、タブレットの四隅をゴムで留めるタイプでした。

や、有楽町の某店で琴線に触れたのがコレしか無かったのですよ。
カバーを開いて使う時に、手を入れて固定できる所がミソでカタチは嫌いではないのですが、汎用品なのでNEXUSよりもひと回り以上大きくなってしまうコトがイマイチです。

ちょっとナンなので、地元の店を回って別のケースを買ってきました。

コチラもカバーを開いた手を入れる場所もある上に、専用品ですからピッタリな上にカメラやスピーカーの穴もあります。

質感も高いし、ケースの一部を外す必要はありますが立てて使うコトも可能です。

いやまぁこんな使い方するコトはそんなに無い気もしますが、サイズが変わらないのなら使い方のバリエーションが豊富な方が有難いですね。
2週間ほど使ってみましたが手にも馴染むしいい感じです。但しフラップの開閉で電源のオンオフを制御できるのが売りの一つなのですが、オフはほぼ確実に出来るもののゆっくりとフラップを開かないとオンにならないなど、使い方にはちょっとコツがいるようです。

使い勝手

見た目はいいとして肝心の使い勝手について、Android4.2の10インチタブレットを使っているのでAndroid自体に違和感はないのですが、7インチタブレットは10インチとは似て非なるモノという感じです。

持ち運び

当然ながら可搬性はサイコーです。スマホよりはデカいですが、ジャケットのポケットにも何とか収まるので通勤途中に電車でちょっと物書きなんて使い方もできます。電車待ちの間にカバンから取り出してちょっと使い、乗り込む時にポケットに仕舞って立ち位置が決まったらまた取り出して使うなんてコトも簡単に出来てとても便利です。それでいてスマホより画面が大きくて見易いですから10インチタブレットとは異なる「デカいスマホ」として使えます。
もう一ついいコトはmicroUSBにて充電が出来るコトです。使用可能時間は10時間近くありますから、フル充電状態でフツーに使っていれば2日間は楽に電池が持つのですが、数日間の出張のお供として持つ場合には充電器を持たざるを得ません。ICONIA TAB A700は12Vの専用充電器が必要なので持ち歩かなくてはいけませんでしたが、NEXUSはスマホやモバイルバッテリなどと同じ充電器を使えますから荷物を一つ減らせます。会社でも充電しようと思えば簡単に充電出来るし、こんな点も持ち運びには適しています。
重さはICONIA TABの665gに対してNEXUSは290g、一昔前のノートPCを持ち運んでいたヲジサンの思考からすると、どちらも十分軽くて違いなんて判らないだろうと思っていたのですがかなり違うように思います。ICONIA TABは持ち運んでいるコトを意識する重さですが、NEXUSは荷物に入れているコトを意識しないでもいいレベルの重さです。たかが300gの違いなのですが、コレはちょっと意外でした。

テキスト入力

一番の目的であるテキスト入力という観点で考えると絶妙で微妙なサイズです。
WEBブラウジングはヲジサンでも頑張ればどうにかなります。いやまぁ画面の拡大縮小はAndroidスマホ同様に容易ですから読み辛ければ拡大すればいいだけです。一方で入力についてはワタシの場合ちょっと厳しいです。ローマ字入力派であればまだいいのでしょうが、ワタシはかな入力派でキーボードも「日本語フルキーボード For Tablet」を使っているのでキートップがかなり小さくて入力し辛いのでした。画面を横にすればキートップも大きくなるのですが、今度は文章全体が見辛くなります。10インチタブレットだとどうにかなるんだがな。結局横にしたり縦にしたりしながら入力していて

動画視聴

フルHDに対応した画面を持っているので当然動画を見たくなるところですが、ヲジサンにとっては辛いところです。スマホで動画を見ているような方であれば7インチでも十分デカいのでしょうが、10インチでも小さいと思いながら寝転がってももクロちゃん関連動画やYouTubeを見ている状態ですから、家なり出先で動画を見る気にはなりません。また本体も小さくて当然ながらスピーカーも小さいですから、音も「出ている」だけの状態です。ヘッドホンを付ければフツーに聴けますが動画を視聴するのはなぁ....「遊び」の要素は小さいように思えます。
もう一つ、現時点ではTwonkey Beamが対応していないコトが痛いです。DLNAクライアントとしてはSkiftaベータを使えばホームサーバー上のMP4等の動画を見られるのですが、DTCP-IP対応動画はTwonkey Beamが対応していないため再生不可能です。まぁワタシは録画した番組をNEXUSで見るコトもないですが、期待している方にはちょっと痛い問題ではないでしょうか?そのうち対応するかもしれないけどな。

機種の選定

NEXUS7はWiFiモデルが16GB/32GB、モバイル対応モデルが32GBとなっています。モバイル通信したければ32GBモデルを買わなければならないのですが、かなりの価格に設定されています。ワタシの買ったWiFi 16GBよりも定価ベースで32GBモデルは6,000円、モバイル通信モデルは12,000円ほど高くなっています。ワタシの使い方であればこのコスト差に見合うメリットは無いと考えました。
まず16GBと32GBの差について、ICONIA TABでは32GBの内蔵ストレージに加えて32GBのSDカードを差しているのですが、その大部分はももクロちゃんの動画で占められています。NEXUS7で動画を見ない以上、たとえ音楽を聴いたとしても16GBあれば十分です。
次にWiFiかモバイル通信モデルかの比較ですが、フル規格のSIMで元が取れるほど通信するコトは考えられません。格安SIMもあるものの、速度と容量に制限があってそれ程の魅力を感じません。スマホに付属のau wifiスポットもサービスエリアがかなり充実していてそれなりに使えますし、移動中に通信する必要があればスマホのデサリングを使えばいいしな。

総括

一般的な使い方とは違うかも知れませんが、少なくともワタシの使い方においてはまぁ便利な逸品であります。安くなった2012モデルを買うという手もありますが、コスト的に有利なものの精神衛生上は新しい方がいいですね。いやまぁAndroid4.4にアップデートするとパフォーマンスが落ちるというハナシもありますがソレはソレ、いつでも使える「デカいスマホ」は想像以上に便利であります。

買って2週間時点での感想はこんなトコです。使っていてまた気付いたコトがあったらネタにしましょう。

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この記事について

このページは、ぼうずが2013年12月 1日 23:13に書いた記事です。

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